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Waters Blog
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少し古い話(2週間前)になるが、とあるC&R区間へ行って来た。行って来たというよりは、転戦して結果的にたどり着いたと言うほうが合ってるのかもしれない。

ここの存在を知ったのは5~6年ぐらい前かな、C&R区間設定されて間もないころ。
他所のC&R区間と比べて決定的に違う点があったため、すごく興味深くて一度行ってみたいと
思いながらも、チャンスに恵まれず今年まで至っていた。

今回も、その後のウワサも聞かなかったのでもしかするともう設定は廃止されてるかな?と
不安があったのだけど、川原にたつこの看板を見て安心した。

というよりもお洒落で、作りも手が込んでいて意気込みすら感じた。

川原を走らせていると、偶然設定に尽力されたクラブの方にお会いすることができて
お話も聞けた。

そのお話は結構衝撃というか、独特の背景のある区間なんだなぁと驚かされた。
けれど、時間帯も立地条件的にもちょっと厳しめでありながらもいくつかのイワナが
ボクと友人の相手をしてくれた。

今後も同じスタンスで続いていくんだろうなぁ・・・。

ともあれ、看板のもつある種の抑制効果というのは大いに期待できるんじゃないかなと
昨今改めて思う。
もちろん、逆の意味で反マナー者というか非常識な釣り人を呼び込む場合もあるんだけれど
それによって資源が搾取される漁獲量より、抑制効果によって資源残存量のほうが多いと
思う。

自分の住むこの地方においては、釣り人の数に見合うだけのフィールドはもう決定的に
不足してると思っている。
しかしC&R釣り場=安い管理釣り場的な思考は未だに勘違いされたまま。
地域の事情によって、養殖魚の放流を続けてそれをC&Rすることで魚影を保っている
釣り場が無いわけではないけれど、日本にC&R区間が誕生してもう10数年たつというのに
未だにこの考え方では、釣り人が思考的に未熟者といわれても仕方あるまい。

管理釣り場的だからC&R釣り場がダメだと言うわりに、そのダメだと言う人たちが
善しとする、一般的な渓流(野生魚や天然魚がいる)釣り場のことは放置されっぱなしというか
無頓着すぎるというか・・・・。
インターネット環境の成熟によって個人の釣果をお手軽に公開できるようになったせいか
細々と生きる天然魚の川にたいする情報が氾濫しすぎている。
自分と同じジャンルでいうならフライフィッシングとしての情報を公開してるつもりでも、
その情報を見てるほうは餌釣り、それこそ不法な漁法(ヤスなど?)で乱獲する者だって
いるかもしれないという危機感は無いのだろうか?

「秘密の釣り場なんて、狭いに日本には存在しない」
伝家の宝刀的な決め台詞なんだけど、なにも公開して危険にさらす必要もないし
旬な釣り場、ひっそりと知る人ぞ知る釣り場はやっぱりある。

そんな脆弱性を川に抱くようになると、一箇所でも多くこの地方にC&R釣り場が
増えてくれることを願ってやまない・・・。
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前の記事C&Rに対する信念。
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